予防接種表

  1. 生後2ヶ月になったら「ヒブ」「肺炎球菌」を接種しましょう(どちらも公費です)。
  2. 令和5年4月から四種混合ワクチンも生後2か月から受けられるようになりました。 
  3. B型肝炎」や「ロタウィルス」の予防接種も早めの開始をおすすめしています。 
  4. また生後3ヶ月になったら「四種混合」を開始し、 同時接種で「BCG」を受けましょう。
  5. 生後5~6ヶ月頃までに、1歳になったらできるだけ早くMR水痘おたふく(任意)ワクチンを接種しましょう。
  6. 百日咳の抗体価をあげるために、就学前に任意で1回追加接種、学童期11歳頃に2種混合ワクチンの代わりに三種混合ワクチンをもう一回追加接種することを強くお勧めします。詳しくはこちら

表内の色分けについて

定期接種:決められた期間内であれば、予防接種券を使って無料で受けることができるワクチンのことです。

任意接種:費用は自己負担で任意に医療機関で接種することができるワクチンのことです。

最新情報は日本小児学会のホームページをチェックしてください。
お問い合わせ 横浜市ワクチン相談窓口
045-671-4183 午前9時~午後5時 (土日・祝日、年末年始除く)

BCG

結核を予防します。 詳しくはこちら!
対象年齢:生後12ヶ月までの間なら無料接種券を使えます(その後は任意接種) 
接種回数:生後12か月

BCGはインターネットでは予約できませんので、直接受付にお電話下さい。

Hib(インフルエンザ菌) 

インフルエンザ菌による髄膜炎などの合併症を予防します。詳しくはこちら
生後2か月~7か月未満の間に接種開始し、生後12月までに27日~56日の間隔で3回
初回接種終了後、7か月~13か月の間に1回 

小児肺炎球菌

肺炎球菌による髄膜炎などの重篤な合併症を予防します。詳しくはこちら
生後2か月~4回接種します

MRワクチン(麻疹、風疹の混合ワクチン)

麻疹(はしか)と風疹を予防します 。麻疹と風疹の混合ワクチンを2回接種します。麻疹、風疹の単独ワクチンを受けることも可能です。 詳しくはこちら

第1期:1歳~2歳までの間に1回接種
第2期:5歳~7歳未満までで小学校入学前の1年間
(幼稚園の年長の年 (4月1日~3月31日まで)に1回追加接種

麻疹はかかると重症化するリスクの高い病気です。1歳を過ぎたら、なるべく早めに接種しましょう。1歳前でも任意接種(有料)で受けておくことも可能です。

水ぼうそう

みずぼうそうを予防します。詳しくはこちら
対象年齢:生後12か月~36か月未満 〔1歳、2歳〕
接種回数:初回 生後12か月~15か月未満の間に1回、初回接種終了後、6~12か月の間に1回
予診票:平成26年10月1日以降に1歳になるお子さんには、お誕生日の約1か月前に個別で郵送されます。

3種混合

ジフテリア、百日咳、破傷風 を予防します。

2012年7月より前に生まれた子どもで、すでに3種混合(DPT)ワクチンを接種している場合は、4種混合ワクチンではなく、3種混合ワクチンを合計4回受けます。

ジフテリア、百日咳、破傷風の3種類が入ったワクチンです。
生後3ヶ月から受けられます。3~8週間の間を開けて3回接種し、 最後の接種から6カ月以上経ってから1回追加接種します。

また、百日咳の抗体価をあげるために、就学前に任意で1回追加接種、学童期11歳頃に2種混合ワクチンの代わりに3種混合ワクチンをもう一回追加接種することを強くお勧めします。 詳しくはこちら

4種混合

ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ を予防します。

2012年8月以降に生まれた赤ちゃんは、四種混合ワクチンを受けます。詳しくはこちら

ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオの4種類が入ったワクチンです。
生後3ヶ月から受けられます。3~8週間の間を開けて3回接種し、
最後の接種から6カ月以上経ってから1回追加接種します。

2種混合(DT)

ジフテリア(D)、破傷風(T)の2つの病気を予防します。

11歳~13歳未満の間に1回接種
3種混合を3回接種していないと、2種混合だけ受けても効果がありません。
11歳~13歳までの間は無料接種券を使えます 。

日本脳炎

日本脳炎を予防します。詳しくはこちら

第1期: 3歳の間に、6日~28日以上あけて2回接種、4歳の間に1回追加接種
     (生後6か月~7歳6か月までは無料)
第2期: 9歳(小学校3~4年生相当)の間に1回追加接種 (9歳~13歳未満)

小学校4年生の皆さんへ大事なお知らせです。
日本脳炎ワクチン(積極的勧奨、厚労省)の第2期が小学校4年生を対象に実施中です。接種無料券はクリニックで用意してあります。
原則4年生の間に接種することになっております(無料期間は9~13歳未満)。
まだ接種されていない方は母子手帳持参の上ご来院下さい。
詳しくは、受付にお問合わせ下さい。

B型肝炎 

小児のB型肝炎は、B型肝炎ウィルス保持者の母親の場合、ほぼ100%の確率で子どもに感染します。母子感染の場合、生まれてきた子どもは免疫システムが未熟であり、85%がB型肝炎ウィルスを長期にわたって持つ「キャリア」となり、急性肝炎を引き起こしたり、将来的に慢性肝炎や肝硬変、肝がんなどを発症する危険性が高くなります。また、血液感染以外にも性交渉によっても感染しますので、高校生くらいの年齢になるまでにワクチンを接種しておくことをお勧めします。

皮下注射で、初回から4週間目に2回目、さらに半年後に3回目を接種し、その後血液検査をして十分な抗体が得られたかどうか検査する事も大事です。
生ワクチンではないので十分な免疫力が得られていない場合があり、再度接種が必要になることがあります。
詳しくはこちら

ポリオ

ポリオ(小児麻痺・急性灰白髄炎) を予防します。詳しくはこちら

平成24年9月1 日から、ポリオ単体の接種ではなく、3種混合ワクチンにポリオの入った4種混合ワクチンの接種に変わりました。

接種回数: 四種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオの4種類が入ったワクチン)を、 生後3か月~12か月未満の間に3回、2歳になるまでに1回追加接種します。

ポリオワクチンは、4歳から6歳で追加接種を受けることが重要である事がわかっており、既にこの時期のワクチン接種を多くの先進国では義務として行われています。2020年には東京オリンピックが行われ、海外から多数の人々が入国します。ぜひ、4歳から6歳、つまり保育園、幼稚園の年少から年長の間にポリオ追加接種を受けましょう。

以下は任意接種です。

おたふくかぜ

おたふくかぜを予防します。 詳しくはこちら
予防効果を確実にするために、1回目を1歳までに、2回目を3歳までに接種します。

インフルエンザ

インフルエンザの感染を予防します。詳しくはこちら
毎年10月頃から年末にかけて接種します。13歳未満は2回、13歳以上は1回または2回接種します。

ロタウィルス

ロタウィルスワクチンは、重症化するリスクの高い乳幼児を、ロタウィルスによる胃腸炎から守ることができる、非常に有効なワクチンです。

激しい嘔吐や下痢、入院を伴うような重症ロタウィルスの発症を90%程度予防することができると言われています。世界でも120カ国以上、5000万人以上の乳児に接種されています。 詳しくはこちら

ロタウイルスワクチン1回目、2回目の方はインターネットでは予約できませんので、直接受付にお電話下さい。

子宮頸がん (3回)

子宮頸がんを予防します。 
初回接種、その1ヶ月後に2回目、初回から6カ月後に三回目を接種します。
現在、横浜市では積極的に接種を推進しておりません。
詳しくはこちら をお読みください。