
四種混合は、今までの3種混合ワクチンに不活化ポリオワクチンが加わったものです。
つまり、四種混合を受ければ、ポリオを別途受けなくても、一気にこれらたくさんの予防接種を終わらせることができる点がメリットです。

四種混合ワクチンは生後3ヶ月から受けられます。(令和5年4月から生後2か月から受けられるようになります。)
3~8週間の間を開けて3回接種し、1歳を過ぎて初回免疫終了後、6か月以上たったら1回追加接種します。
いつ頃受ければいいの?
生後2カ月からヒブや肺炎球菌、B型肝炎、ロタを始め、生後3カ月から四種混合を受けるスケジュールが理想的です。(令和5年4月からヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、ロタと同じ生後2か月から同時接種できるようになりました。)
詳しくは横浜市のホームページをご覧ください。
尚、11歳になったら、破傷風とジフテリアの二種混合ワクチンを追加接種することを忘れないようにしてください。

【この記事を書いた人】医学博士 中野康伸
横浜市生まれ、自治医科大学卒
・日本小児科学会専門医
・日本アレルギー学会専門医
・日本東洋医学会専門医
横浜市港北区で小児科専門医として、地域に根差した診療を行っています。「病気・症状何でもQ&A」のコーナーでは、一般の方にも分かる最新の医学知識や予防接種の情報、育児・発育の心配な事、救急時の対応など、様々なトピックを掲載しています。