風邪をひいた時のケア

風邪をひいたら、とにかく温かくして寝かせていますが・・・

頭は冷やして、足は暖める「頭寒足熱」が基本です。

風邪をひいたときは、温かくするだけではダメです。
熱がある時は温かくしますが、ピークに達したら、頭とわきの下を冷やして薄着にし、足は靴下を履かせて温かくします。タイミングを見計らって頭寒足熱を実践しましょう。 また、わきの下を冷やす時は、タオルに氷冷剤を包んだものがおすすめです。

お風呂に入っても大丈夫でしょうか?

体の状態によってはお風呂に入ってもOKです。

風邪をひいたとき、お風呂は絶対ダメ、というのは間違い。 風邪をひいていても、顔色がよく、食欲もあるときは、お風呂に入り冷えないようにして寝れば問題ありません。

ただし、熱がある時は、体力を消耗してしまうので、入浴は避けてください。 熱がなくても、下痢や吐き気が伴うときは、入らないようにしましょう。

水をたくさん飲ませていますが・・・

温かい湯やお茶を点滴するイメージで水分をたくさんとりましょう。

風邪をひいた時に水分をたくさんとるのは正解です。 発汗作用や利尿作用が促進されます。ビタミンなどが入っているミネラルウォーターも便利です。冷たい水だと吐き下してしまうことがあるので、体温程度のお茶や白湯がおすすめ。   「口から点滴」というニュアンスで、ひとくちずつ、ゆっくりと飲ませましょう。