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今週のトピック

★重要:スギやヒノキの花粉はほとんどなくなりましたが、まだ目が痒いとかくしゃみ、鼻水が出る、咳がなかなか止まらない、などの症状がある場合は、イネ科植物「カモガヤ、ハルガヤ、オオアワガエリなど」による花粉症の可能性があります。川沿い、池の周りなどに集束して生えています。当クリニックでは、「イネ科植物」の舌下免疫療法の治験を始めました。ヨーロッパなど諸外国では既に使われている舌下錠です。上記のような症状がある方、治験にご興味のある方はご連絡をお待ちしています。℡:045‐434-6500

★重要:スギの舌下免疫療法をお待ちの方へ:「スギ花粉舌下錠(シダキュア@)」
を予約された方は、順次薬局から入荷しましたという連絡が始まっていると思います。連絡を受け取った方は、舌下免疫療法の予約をクリニックで致しますので、お電話下さい(045‐434-6500)。初めは、舌下免疫の方法説明、及び薬局での薬の交換など少し時間がかかります。お仕事などの都合もあると思いますが、平日は17:30までのご来院をお願いします。土曜日は込み合いますので、その点ご了承下さい。できるだけ早く始めた方が来年のシーズンに効果が出ます。最近、NHKの番組「あさイチ」で紹介され大きな反響を呼び、希望者が増えています。エントリーされたのにまだ連絡がない場合は、順番が来るまで暫らくお待ちく下さい。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

重要:6月からの変更をお知らせします
1)予約が取れなかった方の、平日午後の受付時間を16:45~17:30に延長し、夕方遅くでも受付が出来るように致しました。保育園、学校の部活などで予約時間内に来院が難しい方などはご利用下さい。17:30までの来院が難しい場合は、直接受付に電話(045‐434-6500)を頂ければ、可能な限り対応させて頂きます。午後の予約をお取りになった方は、16:45までにご来院下さるようにお願い致します。

2)2歳未満の乳幼児の「ひよこ外来」の予約枠を、御要望に応えして、火曜日午前11時からも増設しました。このひよこ外来は、発熱や風邪のお子さんとは接触しないように診療しています。従って、予防接種や健診をご希望の方もぜひ御利用下さい。食物アレルギーや皮膚のトラブル、便秘臍ヘルニア(でべそ)、あざ、夜泣きなどでお悩みの方の相談も承ります。

★ダニの舌下免疫療法;舌下錠は充分ありますので、いつでも開始が可能です。

百日咳が流行中です。年齢別では小学生が圧倒的に多く、特に家族の中に1歳未満の赤ちゃんがいる家庭では注意が必要です。乳児の百日咳は、かなり重症になって命の危険にさらされることも有ります。小学生は、百日咳の抗体が低くなっているので、(幼児の頃に接種したワクチンの効果がほとんどなくなっているため)ぜひ3種混合ワクチンを接種することをお勧めします。3種混合ワクチンは、希望者が多くて日本中在庫切れの状態ですが、当院にはストックがあります)詳しくは、ワクチン情報をご覧ください。

★いよいよ関東地方も梅雨入り宣言が発表され、うっとうしい日が続く季節になってきました。この季節は例年、気象病が流行します。聞きなれない病気かもしれませんが、頭痛、めまい、不眠、食欲不振など体調不良などが主な症状です。詳しくはホームページの病気のQ&Aコーナーをご覧ください。また、湿度が高いとダニなどが繁殖し、喘息発作やアトピー性皮膚炎の悪化を引き起こします。特に寝具周りの掃除など、環境整備も心がけて下さい。今年も猛暑が予想されるので、クーラーの掃除も早めにしておくと良いでしょう。

★インフルエンザの患者さんが一部の地域で発生しています。「まさかこの時期に?」と思われるかもしれませんが、地球の気候変動の影響なのか、もはやインフルエンザなどウイルス感染の季節性はなくなっています。発熱、倦怠感、嘔吐などの症状があったら、早めにご相談下さい。

ワクチン最新情報

★今流行中の薬剤抗生剤耐性のが再び流行の兆しです。アメリカでワクチンを控えたため、大流行しているとのことです。「麻疹」は、脳炎、脳症など重大な合併症を起こします。「MRワクチン」1期、2期(1歳児と年長さん)を接種されていない方は、早めに受けておきましょう。全国的にこのワクチンが大変不足していますが、当院では今のところ、いつでも接種可能です。

子宮頸がんワクチン
小学校6年生から接種が出来ます。年齢が若い時に接種するほど、将来の抗体の持続期間が長くなることがわかっています。日本で年間約1.1万人が子宮頸がんに罹患、約2,900人が若くして亡くなっていること、また、25~40歳までの女性で2番目に多いがんによる死亡は、子宮頸がんであることを踏まえて、国がワクチン接種を勧めることになりました。当院にはワクチンを用意してありますので、受付にお申込み下さい。

★新型コロナワクチン(ファイザー製、mRNA)について:
現在は、自費での接種になります。ご希望の方は、受付にご相談下さい。「こどもの新型コロナワクチン」の対応も承ります。 

最新の医療情報

〇6月の寒暖差などで、鼻炎、喘息、アトピーなどのアレルギー症状で悩んでいる患者さんの来院が増えています。原因は、高温多湿を好むダニが春先に増えるからだといわれています。軽い症状でも早めに治療し、重症にならない様に気をつけましょう。ダニアレルギーにも舌下免疫療法があります。環境整備などのダニ対策がなかなか難しく、体質から根本的に治してみたい方には「ダニの舌下免疫療法」がお勧めです。スギの免疫療法とは違って、いつからでも出来るので、興味のある方は、いつでもご相談下さい。

水痘(みずぼそう)が流行しています。ワクチン株ではなく、野生株(市中にいる株)の感染(ブレークスルー水痘といいます)のようなので、ワクチンを接種していても感染してしまう恐れがあります。早期に治療可能ですので、原因不明の発疹が出てきたらご連絡ください。


溶連菌が流行中です。喉の痛みと微熱、発熱を特徴とする病気です。春先から初夏に流行し、飛沫により感染が拡大していきます。溶連菌はインフルエンザと異なり、細菌なので適切な抗生剤を使えば治療する事が出来ます。発熱を伴わないちょっとした咽頭痛でも、検査をすると陽性になることがあるので、症状がある方は早めの受診をお勧めします
〇感染性胃腸炎:ノロウイルスと思われる胃腸炎が、また各地で流行し始めています。急な嘔吐に始まり、食欲不振、下痢、腹痛などかなり辛い症状が出ます。嘔気を抑え、消化不良を穏やかにして、速やかに体調を整える効果的な治療法があります。保険で処方出来る漢方薬も良く効きます。上記のような症状のある方は、御相談下さい。

マイコプラズマ感染症は、なかなか治らない「長引く乾いた咳」が特徴な病気です。また、気管支炎、肺炎もよく起こします。発熱の有無にかかわらず、重症化すると入院が必要になることもあります。以上のような症状があったらお早めにご相談下さい。マイコプラズマは、抗生剤が有効な感染症です。

手足口病リンゴ病は、飛沫感染でうつる病気です。予防手段は手洗い、うがいです。十分な休養で免疫力を高めることも大切です。手足口病は、年齢が低いほど発疹が重症化する傾向があります。また、リンゴ病は時々長期の微熱、関節痛を訴えます。両方とも症状を和らげる方法はありますので、ご心配な方は一度ご相談下さい。

〇新型コロナは、発熱、下痢、嘔吐など一見ウイルス性胃腸炎の様な症状を起こします。また、熱もないのに、かなり喉が痛いだけでも新型コロナに感染している可能性があります。感染経路はほとんど不明です。気になるときは、受診されて検査を受けることをお勧めします。検査後、ゾコーバなどの特効薬を処方することもできます。

スギ花粉情報

★スギ花粉症対策方法:

①舌下免疫療法:NHKの番組「あさイチ」でも紹介され、反響を呼んだ、効果が充分期待できる「スギ花粉」の舌下免疫療法です。現在薬の供給が品薄なので、今年から始めてみたい方は、薬局での薬剤の確保が必要になります。当院の受付で御案内していますので、お気軽に御相談下さい。現在、この免疫療法を続けている多くの皆さんから、「飛散のつらい時期に、ほとんど症状が出ない、快適です」など、その効果について高い評価をいただいています。

②飛散前早期予防療法:飛散前から有効な抗アレルギー薬を開始しておき、大量飛散の頃に反応が起こらない、症状が出ないように、体の準備をしておく方法です。今から抗アレルギー薬を毎日服用することで、花粉シーズンの時に起こる「くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ」などの花粉症状を軽減します。飛散してから服用するのでは、効果がないことが様々な研究で解明され、この方法がアレルギー学会のガイドラインでも推奨されています。

初めてのワクチン

★初めてワクチンを接種される赤ちゃんへ:
当クリニックでは、最近ご希望が増えている「ワクチンデビュー」の写真や動画を、個人以外の目的で使用しない旨をお約束頂いた上で、撮影専用ベッドでお撮りしています。 当日一緒に来られなかった、おじいちゃん、おばあちゃんなどに、頑張っている姿を記念として撮影し、LINEなどで送信している方もいらっしゃいます。お手持ちのスマホをご持参下さい。ご希望の方は、予約される時に受付にその旨をお伝え下さいね。ワクチンデビューした赤ちゃん動画の見本です。