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今週のトピック

★「ゴールデンウイーク中の日曜、祝日」は港北区、神奈川区、鶴見区などお近くの休日急患診療所(10時~16時)で小児科医が常駐しています。また、夜間は医師会桜木町救急センター(20時~24時)に小児科医が待機していますので、ご利用ください。詳しくは、ホームページ最後の休日・時間外・その他をご覧ください。

★ゴールデンウイークの診療予定は、診療カレンダーをご覧ください。
*4月30日=午前:横浜市昭和大学北部病院、遠藤先生(一般診療、予防接種、健診)午後;休診
*5月7日:=午前:こうたろう先生(一般診療) 遠藤先生(予防接種、健診)午後:院長(一般診療)
 注)4月30日、5月7日両日午前は、予約の方のみの診療となります。11時からの予約外の受付は致しません。

★「こうたろう先生」は、院長の息子です。どうぞ宜しくお願い致します。5月7日午後からは通常通りの診療に戻ります。休診日が多くて申し訳ございません。皆様には、大変ご迷惑をおかけ致しますが、御理解よろしくお願い致します。

★インフルエンザの患者さんが一部の地域で発生しています。「まさかこの時期に?」と思われるかもしれませんが、地球の気候変動の影響なのか、もはやインフルエンザなどウイルス感染の季節性はなくなっています。発熱、倦怠感、嘔吐などの症状があったら、早めにご相談下さい。

ワクチン最新情報

★今流行中の薬剤抗生剤耐性の百日咳の予防には、5種混合ワクチンと3種混合ワクチンが有効です。生後2か月になったら直ぐに5種混合ワクチンを接種されると良いと思います。また、乳幼児の家族内感染を防ぐには、小学生の兄弟への3種混合ワクチンの接種がお勧めです。この世代は、幼児の頃に接種して出来た百日咳抗体が下がってしまっているからです。当院では以前から小学校での百日咳予防の為に、入学前の年長児さんに、3種混合ワクチンを推奨しています。勿論、小学生になっていても間に合います。また、3種混合は、大人(特に、新生児がいる家庭の御両親など)にも有効です。最近の百日咳の蔓延状況をみるとぜひお勧めしたと思います。
また、現在横浜市で確認されている「麻疹」は、脳炎、脳症など重大な合併症を起こします。「MRワクチン」1期、2期(1歳児と年長さん)を接種されていない方は、ぜひ早めに受けておきましょう。全国的にこのワクチンが大変不足していますが、当院では在庫がある限り、いつでも接種可能です。

乳幼児のヒブと4種混合ワクチンが統合されて、5種混合ワクチンとなったので、4種混合ワクチンの製造が中止になりました。従って、ヒブと4種混合ワクチンを接種された世代の方は、もう一度母子手帳を確認して下さい。もし、4回目のヒブワクチンを接種していながら、4回目の4種混合ワクチンを接種されていない場合、4種混合ワクチンの在庫がなくなると、ご自身で保健所へ出向いて、3種混合とポリオ(つまり4種)の2種類の接種券を入手する煩雑な手間がかかります。当院には、まだ4種混合ワクチンのストックが僅かにありますが、残り少ないのでお早めの接種をお勧めします。

★子宮頸がんワクチン:
小学校6年生から接種が出来ます。年齢が若い時に接種するほど、将来の抗体の持続期間が長くなることがわかっています。日本で年間約1.1万人が子宮頸がんに罹患、約2,900人が若くして亡くなっていること、また、25~40歳までの女性で2番目に多いがんによる死亡は、子宮頸がんであることを踏まえて、国がワクチン接種を勧めることになりました。当院にはワクチンを用意してありますので、受付にお申込み下さい。
★新型コロナワクチン(ファイザー製、mRNA)について:
現在は、自費での接種になります。ご希望の方は、受付にご相談下さい。「こどもの新型コロナワクチン」の対応も承ります。 

最新の医療情報

インフルエンザ:市内で流行の兆しが出ています。突然の発熱、頭痛、倦怠感などの症状です。治療薬が有効なので、早期診断、早期治療をお勧めします。

〇麻疹(はしか)が再び流行の兆しです。「麻疹」は、脳炎、脳症など重大な合併症を起こします。「MRワクチン」1期、2期(1歳児と年長さん)を接種されていない方は、早めに受けておきましょう。全国的にこのワクチンが大変不足していますが、当院では在庫がある限り、いつでも接種可能です。

〇感染性胃腸炎:ノロウイルスと思われる胃腸炎が、まだ各地で流行しています。急な嘔吐に始まり、食欲不振、下痢、腹痛などかなり辛い症状が出ます。嘔気を抑え、消化不良を穏やかにして、速やかに体調を整える効果的な治療法があります。保険で処方出来る漢方薬も良く効きます。上記のような症状のある方は、お早めにご相談下さい。

水痘(みずぼそう)が全国的に流行の兆しです。ワクチン株ではなく、野生株(市中にいる株)の感染(ブレークスルー水痘といいます)のようなので、ワクチンを接種していても感染してしまう恐れがあります。早期に治療可能ですので、原因不明の発疹が出てきたらご連絡ください。

 
溶連菌は、喉の痛みと微熱、発熱を特徴とする病気です。春先から初夏に流行し、飛沫により感染が拡大していきます。溶連菌はインフルエンザと異なり、細菌なので適切な抗生剤を使えば治療する事が出来ます。発熱を伴わないちょっとした咽頭痛でも、検査をすると陽性になることがあるので、症状がある方は早めの受診をお勧めします。

〇春の乾燥、激しい寒暖差などで、鼻炎、喘息、アトピーなどのアレルギー症状で悩んでいる患者さんの来院が増えています。原因は、高温多湿を好むダニが春先に増えるからだといわれています。軽い症状でも早めに治療し、重症にならない様に気をつけましょう。ダニアレルギーにも舌下免疫療法があります。環境整備などのダニ対策がなかなか難しく、体質から根本的に治してみたい方には「ダニの舌下免疫療法」がお勧めです。スギの免疫療法とは違って、いつからでも出来るので、興味のある方は、いつでもご相談下さい。

マイコプラズマ肺炎は、なかなか治らない「長引く乾いた咳」が特徴な病気です。また、気管支炎、肺炎もよく起こします。発熱の有無にかかわらず、重症化すると入院が必要になることもあります。以上のような症状があったらお早めにご相談下さい。マイコプラズマは、抗生剤が有効な感染症です。

手足口病りんご病は、飛沫感染でうつる病気です。予防手段は手洗い、うがいです。十分な休養で免疫力を高めることも大切です。手足口病は、年齢が低いほど発疹が重症化する傾向があります。また、リンゴ病は時々長期の微熱、関節痛を訴えます。両方とも症状を和らげる方法はありますので、ご心配な方は一度ご相談下さい

〇新型コロナは、発熱、下痢、嘔吐など一見ウイルス性胃腸炎の様な症状を引き起こします。また、熱もないのに、かなり喉が痛いだけでも新型コロナに感染している可能性があります。感染経路はほとんど不明です。気になるときは、受診されて検査を受けることをお勧めします。検査後、ゾコーバなどの特効薬を処方することもできます。

スギ花粉情報

★スギ花粉の飛散の後、ヒノキ花粉の飛散が続いて始まっています。実は、ヒノキ花粉はスギ花粉と交差反応があり、スギ花粉の人はヒノキ花粉にも反応することがわかっています。スギ花粉症の治療には、今までお話してきたように、「舌下免疫療法」があります。従って、スギ花粉の舌下免疫療法は、ヒノキ花粉にも効果が期待できるのです。舌下免疫療法の開始時期は5月末ごろをお勧めしています。理由は、飛散中に始めて、もし何らかの副反応が出た場合、舌下免疫療法の副作用なのか、花粉症の重い症状なのか、その区別が困難になるからです。何れにしても、花粉症の体質そのものを変える治療法なので、長期にわたりその効果が期待できます。さほど時間がかからずに外来で始められるので、とても人気があります。スギ舌下の薬が全国的に不足して、先着順番待ちになりますが、御希望の方は、お気軽に受付にご相談下さい。
★スギ花粉症の対策の方法:

①舌下免疫療法:効果が充分期待できるスギ花粉の舌下免疫療法です。現在薬の供給が品薄なので、今年から始めてみたい方は、薬局での薬剤の確保が必要になります。の受付で御案内していますので、お気軽に御相談下さい。現在、この免疫療法を続けている多くの皆さんから、「飛散のつらい時期に、ほとんど症状が出ない、快適です」など、その効果について高い評価をいただいています。

②飛散前早期予防療法:飛散前から有効な抗アレルギー薬を開始しておき、大量飛散の頃に反応が起こらない、症状が出ないように、体の準備をしておく方法です。今から抗アレルギー薬を毎日服用することで、花粉シーズンの時に起こる「くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ」などの花粉症状を軽減します。飛散してから服用するのでは、効果がないことが様々な研究で解明され、この方法がアレルギー学会のガイドラインでも推奨されています。

初めてのワクチン

★初めてワクチンを接種される赤ちゃんへ:
当クリニックでは、最近ご希望が増えている「ワクチンデビュー」の写真や動画を、個人以外の目的で使用しない旨をお約束頂いた上で、撮影専用ベッドでお撮りしています。 当日一緒に来られなかった、おじいちゃん、おばあちゃんなどに、頑張っている姿を記念として撮影し、LINEなどで送信している方もいらっしゃいます。お手持ちのスマホをご持参下さい。ご希望の方は、予約される時に受付にその旨をお伝え下さいね。ワクチンデビューした赤ちゃん動画の見本です。