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よくある質問集
 
日本脳炎
 

日本脳炎ワクチンは、十分な免疫を付けるために、以下のように時期を分けて合計4回受けます。

第1期: 3歳の間に、6日〜28日以上あけて2回接種、4歳の間に1回追加接種
第2期: 9歳(小学校3〜4年生相当)の間に1回追加接種
無料対象年齢:生後6か月から90か月(7歳6か月)
日本脳炎の予防接種が不足している方は、厚生労働省のホームページ(http://idsc.nih.go.jp/vaccine/dschedule.html)を参考にして、接種を受けるようお願いいたします。

日本脳炎ワクチンは、積極的な勧奨が再開され、救済措置が設けられています。
詳細は
横浜市の保健所ホームページを確認してください。
http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/hokenjo/genre/kansensyo/vaccination.html 
お問い合わせ 横浜市ワクチン相談窓口
045−671−4183 午前9時〜午後5時 (土日・祝日、年末年始除く)

 
 
日本脳炎とは?

日本脳炎という名前と聞くと、日本に特有の病気なのか・・?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。日本脳炎は日本だけでなく、東南アジアや中国、韓国、ロシア、オーストラリアなどで毎年1万人以上が感染している病気です。日本脳炎は、ウィルスによって引き起こされる一種の急性脳炎です。家畜ブタの体内で増殖した日本脳炎ウィルスを蚊が吸って、人を刺すことによって感染します。ワクチンを接種していれば、感染を防ぐことができます。しかし、母体から免疫をもらうことはできませんので、乳児やワクチン未接種のお子さんを連れて流行地域に出かける際には注意が必要です。

 
主な症状
ウィルス感染した蚊に刺されてから、7〜10日くらいの潜伏期間を経て発病します。初めは頭痛や発熱、全身の倦怠感から始まることが多く、乳幼児では嘔吐や下痢などの症状が見られることもあります。ほとんどの場合は、夏カゼのような症状だけで終わったり、けいれんを起こしても2〜3分様子を見ていれば治まる熱性けいれんであることが多いようです。

ところが、1,000〜5,000人に1人の割合で、ウィルスが中枢神経症状に達して40度前後の高熱を出し、筋硬直や意識障害、痙攣(けいれん)などの重篤な症状が現れる急性脳炎になります。致死率は約15%ですが、50%程度の人が回復しても脳に重篤な後遺症が残ると報告されています。

 
主な治療法

日本では、日本脳炎の流行がほとんど見られなくなりましたが、万が一脳炎を起こしてしまったら、有効な特効薬がないのがこの病気の恐ろしいところです。発熱や痙攣を抑えたり、脳の中の水(脳浮腫)を引かせたり、呼吸障害を緩和させるといった対症療法しか治療法がありません。